行事報告(平成29年度)

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NPO法人 神奈川県視覚障害者福祉協会が実施した行事の報告についてのページです。
行事報告インデックス

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行事報告インデックス

平成29年度

文化の集い・女性の集い報告

平成30年2月11日(日・祝)平塚市中央公民館小ホールにおいて、第50回文化の集い並びに第36回女性の集いが開催され、神奈川県内の視覚障害者200名が集い盛大に開催された。

第1部の開会式に続き、第2部では第31回文芸コンクールの入選者発表が行われた。

俳句の部38句、川柳の部では32句、短歌の部では29首が投稿された。

選考は平塚市の俳句、川柳、短歌の各会が行った。

第3部では、地元平塚をはじめとして5団体が出演、朗読・朗読劇3団体、ハンドベル演奏1団体に加え女性部のコーラスが披露され大いに盛り上がった。

また、個人の部では、民謡やギターの弾き語りなどが行われ、文化の香り高い集いであった。

ボウリング大会・親睦会報告

12月23日、毎年恒例のボーリング大会、懇親会を行いました。

ボーリング大会は25名の参加で、ゲームは16名で行いました。

成績は以下の通りです。

全盲の部は座間の小野さん、弱視の部は横須賀の渋谷さん、ガイドさんの部は平塚の東出さんが優勝しました。

続いて行った懇親会には16名の参加があり、ビンゴゲームを行い、楽しみました。

飲みながらそれぞれ交流を図っていて、楽しくより良い時間を過ごすことができました。

女性部学習会報告

日時 : 11月19日(日)10時30分〜15時

会場 : 厚木シティプラザー6階サイエンスホール

参加者 : 付添い含め90名

午前の部 講演会

テーマ 「生活で困っている事」

講師 鈴木理事長

同行援護・計画相談 : 1泊の時の同行援護がない、地域格差があり過ぎる等いろいろ問題が上がっていた。また計画相談では認定調査の問題、認定調査の質問の仕方と回答について

代筆 : 金融機関ではガイドが代筆出来ない、医療機関での自筆の問題。

保険、医療、介護保険での経済的負担とその対応等

日常生活全般 : セルフレジの問題、外出先でのトイレで流す所が分からない、トイレ内の配置等構造の統一化

家事全般、外出関係、その他と中身の濃い講演であった。

午後の部 会員によるグループディスカッション

テーマ 「身だしなみについて」

身だしなみの3原則、(清潔感、機能的、調和)

テーマに添って会員、ガイドも一緒に6グループに分かれて話し合い、グループごとに纏めて各グループの代表者が発表した。

その後、鈴木理事長と関谷副理事長のアドバイスがあり、皆さん和気藹々の学習会でした。
質疑応答等も活発な意見交換が出来ました。

職業部研修会報告

11月26日(日)13時30分から、平塚市福祉会館において、職業部の研修会が開催され、県内各地からあはき業を行っている視覚障害者が集い「19条裁判について」をテーマに実施された。

討議では、あはき19条裁判について、出席者から活発な意見が出された。

また、今後配布される「チラシ」の内容についても検討を行った。

その内容としては、1.この裁判の行方、2.無免許者の取り締まりの現状、3.柔道整復師のマッサージ行為の違法性、4.自営業者に対する支援策などが話し合われた。

意見を踏まえ今後わかりやすい「チラシ」として作成することとなった。

更に、今後の長期化を見据えて署名やはがき運動のさらなる展開について確認された。

ハイキング報告

11月5日、青年部、スポーツ部協賛の、鎌倉ハイキングを行いました。

参加者は、付き添いを含めて32名でした。

9時半に江ノ電藤沢駅に集合し、まずは江ノ電で鎌倉駅に向かいました。

鎌倉駅からは徒歩で源氏山に向かい、そこで昼食を取りました。

昼食後「しっかり歩こう」、「ゆったり歩こう」の2グループに分かれ、源氏山をスタートしました。

ゆったり歩くグループは鎌倉駅に向かい、小町通りを散策し、江ノ電で長谷行きに向かい、長谷寺、大仏を散策しました。

しっかり歩くグループは山道を歩いて、大仏に向かいました。

足下には木の根や岩石や起伏の激しい階段などがあり、歩くのも大変でした。

歩いてる途中多くの人達とすれ違いましたが、視覚障害者もこのような山道を歩けることをアピールできたのではないかと、個人的には思ってます。

しっかり歩くグループは一人の脱落者もなく、最後まで全員歩き通しました。

普段なかなかこのような山道を歩く機会がないため、かえって起伏の激しい山道を楽しんで歩いてるような気配を感じました。

晴天にも恵まれ、一人のけが人も出さずに終えることができました。

しっかり歩くグループに参加した会員からも良い評価を受けました。

来年もこのような企画を計画したいと思ってます。

最後に付き添ってくださったガイドのみなさん、なれない付き添いお疲れ様でした。

補装具・日常生活用具研修会報告

神奈川県視覚障害者福祉協会では、10月26日(木)9時30分〜11時45分まで、海老名市立文化会館351会議室において、 今年も「補装具・日常生活用具」に関する研修会を開催し、神奈川県内11の行政機関と会員関係者など53名が出席して開催した。

開会式典に引き続き補装具費・日常生活用具の適切な理解と運用についてをテーマに厚労省自立支援振興室の秋山福祉用具専門官が行った。

引き続き、神奈川県視覚障害者福祉協会が市町村に対して実施した「日常生活用具調査」の結果報告を、神奈川工科大学小川教授が行った。

更に、日常生活用具給付の実態として、鈴木理事長が実態を報告した。

その後の質疑ではさまざまな質問が出され活発な意見交換が行われた。

第18回神奈川県視覚障害者福祉大会茅ヶ崎市大会報告

平成29年6月25日(日)12時30分〜16時まで、神奈川県茅ヶ崎市コミュニティホールにおいて、 NPO法人神奈川県視覚障害者福祉協会主催、茅ヶ崎市視覚障害者福祉協会共催による第18回神奈川県視覚障害者福祉大会が、会員・関係者など役200名が集い開催しました。

大会では、「日常生活用具は国の基準で!」、「守れ視覚障害者の命、急げ可動柵の設置を!」、 「守ろう19条! 雇用拡大と経済的支援を」、「理解してもらおう! ロービジョンのこと」の4本のスローガンを掲げて実施しました。

12時30分から行われた開会式典では、開会のことばを関谷副理事長が行いました。

続いて黙祷の後、共催である茅ヶ崎市視覚障害者福祉協会の藤野会長が歓迎の言葉を行いました。

主催者挨拶では鈴木理事長がスローガンや調査などの一部を紹介しながら挨拶を行いました。

来賓祝辞では次の6名から挨拶を頂きました。神奈川県知事代理福祉部障害福祉課水町課長、神奈川県議会佐藤議長、 茅ヶ崎市服部市長、茅ヶ崎市議会白川議長、島村参議院議員、茅ヶ崎市社会福祉協議会熊澤会長が挨拶を行いました。

来賓紹介では、神奈川県身体障害者連合会戸井田会長、神奈川県ライトセンター中里所長、七沢自立支援ホーム青木副所長、 神奈川工科大学小川教授、つくば特別支援学校宇野教師、横浜市視覚障害者福祉協会大橋副会長が自己紹介形式で行いました。

祝電が河野衆議院議員、神奈川県社会福祉協議会から送られ皆さんに披露しました。

全体会は時間の都合上割愛し、分科会として第1分科会:制度・生活分科会26議題、第2分科会:バリアフリー54議題、 第3分科会:職業・経済12議題に続いて特別研修「あはき法第19条問題の今後」、第4分科会:ロービジョンとして7議題と特別研修「ロービジョンの現状と課題」が実施されました。

記念講演では「神奈川県内の視覚障害者に対する日常生活用具給付に関する調査結果の概要」を演題に、神奈川工科大学教授小川喜道氏に講演していただきました。

全体会議において、各分科会報告、大会宣言(案)と大会決議(案)が承認されました。

平成30年度は、7月1日(日)に座間市総合福祉センターにおいて行われることが座間市視覚障害者協会新井会長より報告され、小沢理事が閉会の言葉を行いました。

天候もそこそこで良い大会が開催できました。

ご協力いただいた皆様に御礼申し上げます。