令和3年度
グランドソフトボール取材報告
昨年発足したかな視協グランドソフトボールチームが2023年に開催される関東ブロック神奈川大会に向けスタートを切りました。
スタートにあたり、1月16日(日)に平塚盲学校において、神奈川新聞社、JAの取材を受けました。
関谷副理事長の作成した神奈川県チームの歩みをもとにインタビューを受け、シートノックやバッティング練習が撮影されました。
撮影を行いながら関谷副理事長がグランドソフトボールのルールを説明しましたが、取材スタッフも初めてグランドソフトボールを見るようで、一人一人のプレイに驚きを見せていました。
又、2023年に開催される関東ブロック神奈川大会の開催要項を渡し、取材の申し入れもしました。
午後の練習前にはJAから差し入れられた湘南ゴールドのジュースを手に集合写真を撮りました。
この取材をきっかけに一人でも多くの方にグランドソフトボールを知ってもらい、それが選手の増加に繋がれば幸いだと思っています。
5月29日には関東ブロック埼玉大会が開催されます。コロナ禍ではありますが、今はそこに向けて練習をし始めました。
この埼玉大会を弾みとし、神奈川大会で優勝することを目標としていますので、かな視協会員の皆様の応援を宜しくお願いします。
又、会員の皆様や知り合いにグランドソフトボールに興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、神奈川ライトハウスまでご連絡をお願いいたします。
コーチャーなどのお手伝いや、女性の参加も歓迎します。
青年・スポーツ部 ピクニック報告
12月19日、青年・スポーツ部のピクニックを開催しました。
44名(付き添い・ボランティアを含む)の参加がありました。
10時過ぎに本厚木駅を三川(さんせん)公園に向け出発しました。
おおむね5.5キロほど歩いて移動しました。
三川公園で1時間ほど自由行動とし、昼食を取るなど公園内を散策し交流を深めました。
12時30分に三川公園を出発し、海老名駅のロマンスカーミュージアムに向かいました。
13時から15時までミュージアムを見学し、15時に解散しました。
ミュージアム内には古いロマンスカーから最近のロマンスカーが展示されており、ロマンスカーの歴史を学ぶことができました。
今回の参加者に配布したパンフレットは、鉄道学校卒業生が書き、かな視協事務局が写真などを挿入して完成させたもので、一般の方たちも入手したいとの話も出ていました。
みなそれぞれの仲間で楽しんでいました。
職業部会報告
令和3年11月21日(日)平塚勤労会館で行われた職業部会研修会の内容です。
・19条裁判の経過報告後、最高裁判決が出るまでは気を抜くことなく取り組んでいくことを確認し、判決が出て国が勝訴しても、19条は議員立法で成立したものであり、今後の国会議員の動向を注視するとともに、日視連本部、あはき協議会として判決が出る前に各会派の国会議員に、 19条は視覚障害者のあはき業の職域を守るとともに暮らしを支えていくため非常に重要であることを訴えていくことが必要です。
・コロナ禍における職業の実態報告があった。
・職場内で柔道整復師による違法なマッサージ行為が行われている違法行為がある。
・職業部会員同士の情報交換など、話し合える機会を多く行事として取り組んでほしいとの意見がありました。
・厚木市保健所で障害者の電話交換手の募集があったようだが、当事者であるかな視協には何の連絡もなかった。県に対して申し入れを行う。
・部員拡大に向けて積極的に取り組むことを確認しました。
これで職業部会研修会報告を終わります。
女性部学習会報告
女性部では11月7日(日)に学習会を開催しました。
ヤクルト株式会社のおなかマイスターをお迎えし「意外と知らないおなかの話」というテーマで話をしていただきました。
以下に当日ご参加の皆さんの感想文を紹介します。
【Yさん】
腸が元気だと感染症や病気になりにくいと言うことでとても良いお話でした。
赤ちゃんの便は90%がビフィズス菌で病気や感染症の予防をしているそうです。
腸にビフィズス菌がとても良いことに納得です。
【Yさん】
先生のお話はとても分かりやすく、初めから会場に胃の働きについてと質問を投げかけられ会場を巻き込んでの講演がすすめられ、ともすれば難しくなりがちな先生は専門用語を使わずに一般用語でとても分かりやすくときほぐしながらお話がすすみ、講演の中ほどで大腸、小腸の模型が会場内にまわされ、和気あいあいとそれを触り、その太さや長さを確かめ合い楽しみながら納得のいく講演をお聞きすることができました。 まったく眠ることなく講演をお聞きできこんなお話なら幼稚園のお子さんから老稚園まで十分に理解が出来るものと感動いたしました。
【Tさん】
はじめに、消化管の働きや小腸、大腸の役割分担等を歯切れよく解りやすい説明をしてくださいました。
今までにも何となく理解していたつもりでしたが、健康に自信のなかった私に、一から教えていただいた感じです。
特に小腸大腸の長さ太さを手に触れてリアルに知る事が出来、より深く理解出来ました。
齢を重ねるにつれ健康への関心が高まり日々の食事もカロリーなどバランス等を意識して作っていますが、今日の「おなか元気教室」で、学んだ事を今後の食生活に役立てて行きたいと思いました。
【Tさん】
ヤクルトさんの講演会、とても良かったです。
特に体の中の胃・小腸・大腸の働きなどの働きの仕組みが分かりやすく、また小腸や大腸の長さなど、実際に触れられ貴重でした。
自分の身体って分かってるようでわかってないことが多く、お話の中で、そうそうとうなずく事がたくさんありました。
楽しく、そして為になった学習会だったと思います。
【Kさん】
腸活=菌活
1107(いいおんな)の11月7日は、腸についてもっと知ろう!と目論んだかどうかはわかりませんが、黙々と日々働く自分の身体に労わりの眼差しを向けたら、若返り(…たぶん)、健康増進、(きっと)ボケ防止につながるということを、なんとなくから確信に変わった有意義な講座にふれることができました。
時にはモスの海老カツバーガーなんぞも美味しくいただきながら、善玉菌増殖に努めれば、こわくない♪
学習会のおわりには、ヤクルトのお土産までいただいて、女性部の活動は順調にバージョンアップ&お得感いっぱいで、今後の行事にも大いに期待いたします。
早速、10日分のヤクルトをスーパーから仕入れ、たまにジョア、ソフールなどとローテしながら、快食・快眠・快便を定着させたいと思います。
この冬は、寒くなるとか。温活も合わせて心掛けたいですね。
うちの相棒わんこは、拍手のたびに、尻尾をふって参加していたようです。
近くにおられたガイドさんに教えていただきました。
盲導犬とともにいい女を目指します!
【Uさん】
私がこの話を聞かせていただいたのは、今回で2度目になります。
相模原市の女性部でヤクルトの方をお招きし、お話をしていただいたところ、とても楽しかったのでご紹介させていただきました。
とはいえ、かなり以前のことで、記憶も薄れていたので今回また聞かせていただけてよかったです。
小腸や大腸の模型もリアルで、自分の身長よりもはるかに長いものがこのお腹に入っていて、私が食べたものを消化し栄養素や水分を吸収、そして排泄に至るまでの流れを丁寧に、時にはユーモアを交えながらのお話は楽しく関心させられました。
私はおかげさまで今のところ、ひどい便秘や下痢に悩まされるようなことがなかったのでふだんからお腹のためになにかをするというようなことはあまり意識してこなかったように思います。
でもこれから年を重ねるにつれて、当然消化管も衰えてきてしまうことでしょう。
その時になってこまらないようにビフィズス菌や乳酸菌などをたくさん取るように心がけ腸内環境を整えて私の健康のために働いてくれている消化管にも心を配っていきたいと思います。
ヤクルトの方もおっしゃっていました。
健康腸寿でいきたいものですね。
スマートサイト講演会・シンポジウム報告
10月24日(日) 座間市総合福祉センター「サニープレイス」においてスマートサイト講演会・シンポジウムが開催され、コロナ禍にも関わらず80名の参加者がありました。
内訳は、横浜市、相模原市をはじめ神奈川県ライトセンター、七沢自立支援ホームなどでした。
内容は、開会式、講演会、シンポジウムとすすみました。
第1部 講演会では、「スマートサイト『かもめ』」について」と題して、七沢リハビリテーション病院眼科医の久保先生を講師として行われました。
第2部の「シンポジウム」では、これまでの現状と今後のスマートサイトの在り方についてのテーマで、会員から3名のシンポジストが話をしました。
また、ロービジョン研修会の報告や、相談支援の立場からもスマートサイトに向けての話があり、久保先生の助言の基シンポジウムが進みました。
加えて多くの質問・意見が出され盛会のうちに終了しました。
今後は、眼科医だけでなく、私達当事者も積極的にかかわって行くことも踏まえて活動して行かなければならないことを感じるシンポジウムでした。
Zoomによるスキンケアセミナー報告
10月14日(木)女性部主催、ファンケル化粧品の協力でZoomによるスキンケアセミナーを開催しました。
7人の参加者はそれぞれパソコンやスマホの前で緊張した面持ちでした。
講師の中川様からのアドバイスをうけながら和やかな雰囲気になり、同時に緊張がほぐれてきたのか、表情まで柔らかくなっていきました。
事前に手元に届いていた化粧液・美容液(目もと)・乳液を使ってのスキンケアセミナーでした。
中川様からのアドバイスは「やさしく優しく」「包み込むように」「自分で自分を誉めて」でした。
化粧水をパンパンパーンとパッティングする方がいますが、お肌を痛める原因になるそうです。
「優しく包み込むように!」そして「口角から耳のつけねに向かって上げてあげて!」「余った液は首筋や手の甲に塗り込みましょう!」「◎◎さん少し強いですよ! やさしく優しく」「とってもお肌がきれいになってきましたよ!」「目もとにも美容液をやさしく塗ってくださいね。やさしく塗るコツは薬指を使うことです」等々一人一人アドバイスをうけながら皆さんみるみる内に、もちもちの艶やかなお肌に変身です。 視覚障害者でもZoomでお化粧のセミナーが受けられることがとても驚きであり、新鮮でした。
ご協力いただいたファンケルの中川さんに感謝しつつZoomは閉じられました。
またこのようなセミナーを企画したいと思います。
以下、参加の皆様から頂いたコメント(6名分)です。
【Aさん】
今回肌のお手入れについて初めてファンケル化粧品の方から教えていただき普段のお手入れがいかに雑であったかと反省することばかりでした。
Zoomも自信がなくて不安でしたが力が入りすぎてますよーなど細かいところまで教えていただき良い体験をさせていただきました。
どうもありがとうございました。
【Yさん】
年を重ねて、最近肌に張りや潤いがなくなってきたような?感じがしていたところでしたので、このセミナー楽しみにしていました。
あれから何度か送っていただいた商品を使ってみました。
時間がたっても肌がしっとり。とってもうれしいです。
いままであまり気に入ったものがなかったので、ぜひ購入したいと思っています。
どこのお店でも購入できるのでしょうか? その辺のことお教えいただけるとうれしいです。よろしくお願いいたします。
【Mさん】
初めてファンケル様の商品を使いましたが、少量で、よく伸びて匂いもなく、しっとりと潤い良い商品だと実感しました。
また、顔のツボや何気なくしているスキンケアも優しく包み込むようにし、上へ上へと意識することが大切だと教えていただき、大変参考になりました。
美容に関心があるのでファンケル様のセミナーは毎回楽しみにしています。
また来年も是非、開催していただけたらと期待しています。
この度は、開催にあたり、スタッフの皆様をはじめファンケル様には大変お世話になり感謝申し上げます。
【Mさん】
昨日の夜にお風呂上りに化粧液、美容液、乳液をつけて寝ました。朝、起きると顔の肌はモッチリとしていました。
視覚障害者でもZoomを使ってセミナーに参加できる!! それも化粧品セミナー!!! コロナ禍の中での新しい生活様式での感激した一日でした。
私たち視覚障害者にも新たな可能性が増えたと思います。
中川様の説明も離れているとは思えないほどのリアルな時間と空間のセミナーでした。本当にありがとうございました。
【Sさん】
本日のファンケルのセミナーの感想ですが、体験する機会がなかったので、とても良かったです。
普段自分がスキンケアする際のやり方とは違い、メーカーによって違うんだなと、ある意味勉強になりました。
また、褒めてもらえると嬉しいもので、今後も美に向けてお手入れしないとと思いました。
今後も機会があれば、参加させていただこうと思います。
【Mさん】
今朝の肌はとても滑らかに感じられ、目の周りの小じわが少なく、つやも良いようです。
これからはちゃちゃちゃっと終わらせないで、教えていただいたように肌を優しく撫でるようにして丁寧にやりたいと思います。
手の甲も忘れないようにします。とても勉強になりました。
最後に講師をしていただいた株式会社ファンケルSDGs推進室 中川様からメッセージをいただきました。
神奈川ライトハウス様とのご縁で、ファンケル視覚障がい者向けスキンケアセミナーを開催させていただき、ありがとうございました。
参加のみなさま、きれいな肌をお持ちですが、スキンケアの際の力加減が強い方が多く、もったいないので、おひとりおひとりの塗布方法など画面越しに確認しながらアドバイスさせていただきました。
みなさん呑み込みが早いので、こちらのアドバイスをすぐに実践していただき、セミナーの終わるころには優しい力加減で、ご自身の肌をいたわることができていました。
朝と晩のスキンケアの時間、自分の手で、自分の肌を包み込み、自分をいつくしむ時間にしていただけたら嬉しいです。
また、機会がありましたらぜひお願いいたします。
GSB関東ブロック大会群馬県大会報告
5月15日~16日に開催予定でした「第51回関東地区グランドソフトボール大会群馬県大会兼第21回全国障害者スポーツ大会グランドソフトボール競技関東地区予選会」は
新型コロナ感染防止の観点から、中止となりました。
それにともない順位の決定を抽選で行いました。
結果は神奈川県チームは三位となりました。
ユニフォームを新調し、コロナ禍
可能な限りの練習を重ねていた部員たちは、思いっきりプレーができず悔しい思いですが、来年度に向け新たなスタートをきっています。
今後ともご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。