行事報告(平成31・令和元年度)

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NPO法人 神奈川県視覚障害者福祉協会が実施した行事の報告についてのページです。
行事報告インデックス
平成31・令和元年度

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平成31・令和元年度

平成31・令和元年度

令和元年度第2回研修会報告

令和2年1月12日(日)、14時40分〜16時まで、厚木市 アミューあつぎにおいて、 令和元年度第2階研修会が行われ、県内各地から会員関係者など60名余りが参加して開催された。

これは、県内の視覚障害者の生活実態を知ることで、今後当法人が行うべき事業の一助にすることを目的に実施したもの。

この研修会では、7〜8月に、かな視協が実施した「日常生活実態調査」のアンケート調査を受け、神奈川工科大学の小川名誉教授が、分析・考察した結果について報告された。

質疑応答では、分析結果についての質問や、現状での問題などが出され、さらなる追加調査を実施することでより詳細な分析ができるとのことであった。

引き続き今後も調査、分析を実施することで閉会となった。

青年部主催:成人を祝う会報告

令和2年1月12日(日)11時から「成人を祝う会」がアミューあつぎで開かれました。

祝う会では、4名の新成人とその家族を迎え、また、新成人が居住する地域の団体長や県の理事等50名がお祝いをしました。

この事業は、若い会員の獲得を目的として実施されたもので、開催に当たっては県内盲学校の協力を得て行われました。

式典では、開会のことばを青年部役員が述べ、主催者あいさつでは村川青年部長から新成人を祝う言葉や、今後一緒に活動して行きたいなどの祝辞が述べられました。

続いて新成人の氏名・居住地・生年月日などが紹介されました。

来賓あいさつでは鈴木理事長が新成人に対して、これからは一人の大人として自覚を持って生活していただきたい、 今の福祉制度は先輩方の努力で作られてきたものであること、後に続く後輩達のためにも一緒に頑張って欲しいとの言葉が述べられ、 また、神奈川県立平塚盲学校長からも、成人の自覚を持つことや、出会いを大切にして見識を広めてほしいとの言葉が贈られました。

祝電紹介の後、記念品が贈呈された後、新成人四名からも力強い決意が語られました。青年部役員から閉式のことばがあり祝う会は閉式となりました。

引き続き行われた会食会では、関谷副理事長の乾杯で始まり、その後新成人が所属する団体長より祝いのことばが贈られ、 懇談の時には、今音楽大学で学んでいる声楽を披露してくれたり、先輩や先生方から届いたメッセージを紹介してくれたり、今取り組んでいることを話してくれたりと希望に満ちた新成人たちとの時間を大先輩方も楽しんでいました。

今後新成人の歓迎会なども企画すると青年部長から発表が行われ終了しました。

2020年青年を祝う会新成人 2020年青年を祝う会新成人と青年部

ボウリング大会報告

12月22日(日)恒例のボウリング大会を開催しました。

参加者は22名でした。

各部入賞者は以下の通りです。(敬称略)

全盲の部

第1位 松田

第2位 小野

第3位 桜田

弱視の部

第1位 渋谷

第2位 関谷

第3位 勝田

晴眼の部

第1位 東出

第2位 関谷

第3位 桜田

理事長賞

松井

ライトハウス賞

勝田

来年も開催予定です。奮ってご参加ください。

タンデム自転車を楽しむ会報告

令和元年12月1日、11時より14時30分まで子どもの国においてスポーツ協議会ブロック強化事業として、 関東ブロック協議会がタンデム自転車体験会を実施し、関係者65名が参加して開催されました。

開会式では、主催者挨拶、担当団体挨拶に加え、グループ分けの発表・注意事項などが行われました。

次いで各グループごとに自己紹介を行いそれぞれの活動を行いました。

この体験会ではタンデム自転車に乗って1.6キロメートルの起伏にとんだコースを走行し、設定されたタイムに最も近いタイムの人が表彰されるイベントも行われました。

この設定タイムは早さを競うのではなく楽しく景色を見て走ることなどから概ね中間タイム12分30秒を設定して実施しました。 表彰式では設定タイムちょうどのグループが2組、そして長時間かかった組も表彰されました。

当日は、タンデム体験のほか、近辺にある「変わり種自転車」の体験も行われるとともに、広い園内の散策や皇太子記念館などの見学を行いました。

閉会式での参加者の感想は、自転車の経験はあるがタンデムは初めてだったとか、長年自転車に乗っていなかったが楽しく乗れたなど、 それぞれ思い思いの気持ちを語って終了しました。

職業部研修会報告

期日:令和元年11月24日(日)

時間:13時30分〜15時30分

会場:平塚市福祉会館 第一会議室

参加者 4団体7名 付き添い4名

研修内容:テーマ「臨床経験による実技を交えた意見交換」

開会では理事長挨拶の後、職業部長が19条裁判状況の報告を行いました。

続いて、研修会では、参加者から臨床経験による技術的な事や、職場での悩みなどの問題提起をしてもらい、お互いの意見交換を行いました。

個々の臨床経験や問題点など参加者同士共有でき、有意義な研修会でした。

青年部研修会報告

7月21日サニープレイス座間において、青年部研修会を行いました。

参加者は付き添いを含めて30名でした。

テーマは、「代筆、代読支援を普及させるには? その現状と課題の整理」と題して、鈴木理事長に講演していただきました。

少し難しい話ではありましたが、視覚障害者の代筆、代読の必要性、実際どのような支援を受けているのか、支援を受けるためにどのような活動をしているか、 そして今後の課題について細かくお話していただきました。

2時間の講演でしたが、改めて勉強させられました。

研修会終了後は神流飯店に移動し、懇親会を2時間ほど行いました。

参加者は、付き添いを含めて11名でした。

第20回神奈川県視覚障害者福祉大会伊勢原市大会報告

神奈川県視覚障害者福祉協会(鈴木孝幸理事長)と伊勢原市身体障害者福祉協会視力部(今津一男部長)共催による、 第20回神奈川県視覚障害者福祉大会が6月30日、伊勢原市中央公民館において、関係者130名余りが集い盛大に開催されました。

第一部の式典では、県障害福祉課長や県議会副議長、市福祉部長や市議会議長に加え地元県議会議員や県内視覚障害関係施設の来賓等12名を迎えて開催されました。

関係者のあいさつの中で、伊勢原市は雨降山(あふりやま)と呼ばれる大山のふもとに広がる街で、当日の雨は歓迎のしるしだとのことでした。

大会のスローガンは次のとおり。

1.広めよう権利条約の意義!深めよう視覚障害の理解!

2.視覚障害者の積極的な社会参加と安心・安全な外出を!

3.守ろう19条! 官公庁において視覚障害者の雇用拡大を!

4.ロービジョンへの理解を深め ケアの充実を!

開会式典に続いて全体会議、4つの分科会が開催され真剣な討議が行われました。

第1分科会「制度・生活」、第2分科会「バリアフリー」、第3分科会「職業」、第4分科会「ロービジョン」が行われました。

内容は提出議題に加えて、第4分科会では特別研修「ロービジョンの現状と課題」も行われました。

第3部の記念講演では「なぜ今キャッシュレスが話題に!?」「紙幣や貨幣を使わない電子マネー決済の利便性と課題を考える」をテーマに、合同会社みんなの手代表清水康弘氏を講師に迎え研修を行いました。

後半の全体会議では、分科会報告、大会宣言、大会決議を採択、閉会式典では、次期開催地挨拶を厚木市視覚障害者協会の水落直美会長が行い、閉会のことばで締めくくりました。