新型コロナウイルス蔓延防止の観点から、あん摩・マッサージ・指圧、はり、灸の施術所において必要な点について取りまとめました。 この内容に沿って蔓延防止対策を取られることをお勧めします。 しかし、この内容すべてについて実施するということではなく、必要に応じて、施術施設により選択して実施していただければと考えています。 以下、マッサージルームにおける「新型コロナウイルス対策」についての概要
マッサージルームでのコロナ対策について
T 施術者の健康管理
- 1 執務前後の体温チェックの徹底
- 最低限出社時と退社時に体温と体調をチェックし、その結果を記録し確認する手順の徹底
- 37.5度以上は即出勤停止
- スタッフにコロナウイルス感染の疑いがある場合には、14日間の自宅待機
- 2 スタッフの家族等、同居者に感染者や感染者への接触があることが判明した場合
- 即刻出勤停止
- 3 接触についての実態把握
- 他のスタッフ、および患者との接触について正確な実態把握を実施
- 4 関係機関との対応と個人情報保護
- 保健所に連絡をし、指示をあおぐ。
- 個人情報の保護に充分留意し、対応をする。
U 感染防止に関する対策
- 1 施術者に対する対策
- 出勤前の自宅での検温の実施
- 発熱症状がある場合は出勤停止
- 施術時のマスク装着
- マスク装着時は、マスクに触れないように徹底
- 患者と必要以上の接近に配慮
- 清潔なユニフォームを着用
- マスクとユニフォームは、毎日とり換える
- 患者の「咳」や「くしゃみ」などの飛沫を浴びた時にはユニフォームを取り換える。
- 2 施術室及びエリアでの対策
- 入口に手指消毒剤の配置
- 患者に対する消毒の徹底への協力を促す
- ドアノブなど接触の多い箇所の消毒
- 消毒頻度は随時実施
- 室内の清掃・除菌を徹底
- スリッパ等に履き替える場合は、スリッパの消毒を実施
- 一定時間ごとの換気とし、窓やドアを開け、全体の空気を入れ換えること
- 換気を実施している場合でも、空気清浄機の設置が望ましい
V 施術に関わる器具、用具、備品類
- 1 使用備品の消毒
- ベッド、施術者用椅子、ワゴン、使用のつど消毒の実施
- 患者が接する器具、用具類は、素材に合わせた消毒法で患者ごとに消毒を実施
- 使用済みの備品は必ず消毒
- 2 患者がふれるものへの対応
- まくら当て、シーツなどは極力使い捨ての紙製品を使用
- 患者ごとにまくら当て、シーツを取り替えること。
- 患者に接するリネン類は、使い捨てでない場合は交換し、消毒した後、洗剤を用いて洗濯を行う
- リネン類の衛生措置は、素材に合わせた消毒(化学的及び物理的消毒法)を行う
- 未使用のものと消毒済みのものを、明確に分けて保管
- 3 ごみなどの処理
- 施術に伴い生じるゴミや汚れた物は、そのつど「ふた付きの容器」に捨てること。
- 4 分類の徹底
- 消毒済みのものと未消毒のものとを区別し、それぞれ一定の容器に収めること。
W 利用者の方へのお願い
- 1 来訪される方
- 出入り口での手指消毒
- マスク着用での来訪
- 施術所内でのマスク着用(施術中も着用をお願いいたします)
- 来訪時の際の健康チェックシート記入
- 2 来訪予定の方
下記に該当する方の来訪は自粛をお願いしております。- 明らかに発熱の症状がある
- 味覚異常がある
- 嗅覚異常がある
- 以下の項目のうち2つ以上ある場合はご遠慮願います。
- 継続的な咳
- のどの痛み
- 鼻水
- 息切れ
- 下痢
- 嘔吐
- 悪寒
- 倦怠感
X 次の内容をご確認いただいています。
- 2週間以内に「海外滞在歴があり、発熱かつ呼吸器に何らかの症状を有する人」との接触がある。
- 同居者に“新型コロナウイルスの感染者”または “感染の可能性がある(体温37.5度以上、味覚・嗅覚障害の症状がある)方”がいる。
- 2週間以内に、海外渡航履歴がある。
- 風邪の症状(くしゃみや咳が出る)がある方
- 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさがある方。
- 咳、痰、または胸部に不快感のある方。
- 過去14日以内に、新型コロナウイルス感染者が発生したとされる場所を訪れた方。
- 同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる方。
- その他新型コロナウイルス感染可能性の症状がある方。
- 1週間前くらいまでにインフルエンザ・ノロウイルス等にかかっていた方